日本駅巡り紀行

阪急今津線

[ 今津線 いまづせん ] 阪急電鉄
宝塚〜今津間(9.3km)

今津線は阪急電鉄の路線で、宝塚本線の宝塚駅から神戸本線の西宮北口駅を経て阪神本線の今津駅までを結んでいる。1984年以降は西宮北口駅で完全に分離されており、宝塚側と今津側はそれぞれ今津北線・今津南線と呼ばれることもある。

今津線は阪急の前身である箕面有馬電気鉄道が特許取得した西宝線が元になっており、特許当初の路線は西宮側の起点が香櫨園駅付近だった。その後、現在の神戸本線の計画に絡んで路線が変更され、現在の門戸厄神付近から西宮北口を経て今津に至る路線となった。1926年の今津延伸以降は西宮北口で神戸本線と平面交差していたが、輸送上のネックとなっていたため、神戸本線の10両編成対応とともに路線が南北に分断された。

今津南線は、神戸本線・今津北線沿線と阪神本線をつなぐローカル線で、3両の電車が往復する。今津北線は沿線輸送のほか宝塚と十三・梅田を結ぶ近道(多くの時間帯で宝塚本線より所要時間が短い)となっており、平日朝と一部の土日には梅田行の上り直通列車が運転される。

駅一覧

回送線を除いて全線が高架化されている今津南線に対し、今津北線は宝塚付近のみが高架化されている。事業許可上の起点駅は宝塚だが、運行上は宝塚から今津に向かう列車が上り列車とされている。

今津駅 HK21|高架ホーム・高架下駅舎
今津駅 HK22|高架ホーム・高架下駅舎
西宮北口駅 HK08|地上ホーム・高架ホーム・橋上駅舎|神戸本線乗り換え
門戸厄神駅 HK23|地上ホーム・地上駅舎
甲東園駅 HK24|地上ホーム・橋上駅舎
仁川駅 HK25|地上ホーム・地上駅舎
小林駅 HK26|地上ホーム・地上駅舎
逆瀬川駅 HK27|地上ホーム・橋上駅舎
宝塚南口駅 HK28|高架ホーム・高架下駅舎
宝塚駅 HK56|高架ホーム・高架下駅舎

車両

今津南線では、ワンマン対応の6000系3両編成のみが使用される。今津北線では5000系を中心に6両編成の列車が使用される。平日朝ラッシュ時の準急や阪神競馬場のGIレース開催日等に運転される臨時急行には、神戸本線の8両編成が使用される(下記には神戸本線への乗り入れ車両は含めていない)。

6000系 5100系をもとに設計された神宝線用の通勤電車で、宝塚本線と宝塚線・神戸線の支線で使用されている。6両編成1本が今津北線で使用されるほか、ワンマン対応の3両編成が今津南線で使用されている。
5000系 神戸高速鉄道開業を見据えた神戸本線1500V化後、神宝線で初めて導入された1500V専用車。神戸本線用だったが、全編成にリニューアルが実施されたうえで6両編成に統一され、2016年以降は今津北線のみで使用されている。
7000系 阪急で最も製造量数が多い車両で、今津北線にも6両編成2本が使用されている。
 
8000系・8200系 1987年の阪急創立80年を記念して導入された形式で、京都線用の8300系と設計が共通化されている。今津北線には、8000系4両編成に神戸本線の増結用だった8200系2両編成を連結した編成が1本使用されている。

運行(2025/02/22改正)

今津南線はすべて今津〜西宮北口間の普通列車で、日中および土休日朝〜夕方は10分間隔で運転される。平日朝は6分間隔、平日夕方は8分間隔に増発され、平日・土休日ともに夜間は本数が減少する。

今津北線は基本的には西宮北口〜宝塚間の普通列車による運転で、日中・土休日朝〜夕方は10分間隔で運転される。
平日朝は4〜8分間隔に増発されるのに加え、上りのみ宝塚発大阪梅田行の準急が7本運転される(上りは準急と合わせて4〜5分間隔、下りは普通のみ5〜6分間隔)。準急は今津線内各駅に停車するが、連絡線にホームのない西宮北口は通過する。
平日夕方は6分間隔に増発され、夜間は平日・土休日ともに12分間隔に減便される。

阪神競馬の開催日の一部には大阪梅田・西宮北口〜仁川間に臨時急行が運転されることがある。臨時急行は甲東園・門戸厄神を通過し、船内に通過駅のある唯一の列車である。

・路線のデータ
開業日 宝塚〜西宮北口間:1921/09/02|西宮北口〜今津間:1926/12/18
路線長:9.3km
単線/複線 全線複線

・ページのデータ
公開:2025/11/24
更新:公開後未更新

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