18000系は東京地下鉄の通勤電車。8000系の置き換え用に導入されることになった車両で、同時期に7000系置き換え用に設計された17000系と仕様や部品が極力共通化されている。
20m・片側4扉のアルミ製車体で、日立製作所のA-trainの技術が使用されている。前面デザインは17000系とほぼ共通で丸みを帯びた3次元的な造形だが、直線的なデザインの灯具類には8000系・08系の遺伝子が残る。
2021年から導入が進められており、最終的には8000系全19編成を置き換えることが予定されている。

18101編成 獨協大学前〈草加松原〉にて 中央林間方より 2025/03/30
丸みを帯びた前面デザインは17000系とほぼ共通だが、灯具類の形状は大きく異なる。やや角張り、塗装との連続性が意識されたライトカバーは8000系や08系のデザインを受け継いでいる。

18109編成 溝の口にて 中央林間方より 2022/11/06
塗装に濃淡のパープルが使用されているのは08系と同じだが、濃色が主体だった08系と異なり淡色主体の塗装となっている。

中間車側面
ホームドアを意識し、幕板部にもラインカラーが塗られている。車端部の塗り分けが特徴的。

側面行先表示器
フルカラーLEDで、駅ナンバリングにも対応している。「行先と号車番号を交互に表示するせいで行先を確認しにくい」という10000系の欠陥を、なぜか17000系と本系列は引き継いでいる。

パンタグラフ
シングルアーム式。

中間車車内
強化ガラス製の袖仕切りと貫通路により、開放的な空間を演出している。車内は座席に加えて床・吊り手に至るまで紫色。

車端部 1枚目:優先席 2枚目:優先席とフリースペース
車端部はすべて優先席とされ、さらに各車両1か所はフリースペースが設置されている。優先席のモケットは背もたれの部分だけ色が異なる。

座席と荷棚
座席はバケットシートで、モケットには青系と赤系の2色の紫が使用されている。荷棚は強化ガラス製。

側扉
鴨居部には2画面のLCDが設置され、防犯カメラも組み込まれている。

運転室後部
運転台の後ろまで窓が設けられた、開放的な構造。ただし、地下では左側2枚のカーテンが降ろされていることが多い。

運転台
東急との乗り入れ協定に基づき、T型ワンハンドルマスコンを採用している。メーター類も含め、グラスコックピット化されている。
・形式のデータ
沿革 2021/08/07:第1編成営業運転開始
編成数・両数 10両19編成(増備完了後・予定数)
・ページのデータ
取材:2022/11/05・2022/11/06・2025/03/30
公開:2025/08/10
更新:公開後未更新